現在、アイムヒア プロジェクトでは写真展会場として一般住宅を東京都内で探しています。

ご協力のほどどうぞよろしくお願いいたします。


活動名:アイムヒア プロジェクト(代表:渡辺 篤) 

 

<企画概要>

企画の募集に対して集まった「ひきこもり」の当事者たち40名が自ら撮影した部屋の写真を展示する企画です。これまでこの企画では写真集の出版や国内外での展覧会を行なってきました。今回は一般の居住空間の壁面に写真を展示したいです。また、住宅の既存のに写真を展示し、さらに鑑賞者との間に新たに壁を設置します。鑑賞者は新設された壁に施された亀裂の隙間から写真を鑑賞する仕組みです。

 

<企画趣旨>

社会包摂としての要素を持つこの企画は2018年にスタートし、写真の撮影者であるひきこもり当事者たちとは丁寧な合意形成を図り、撮影謝礼も支払ってきました。この企画では「これまで社会が目を背けてきた社会課題」に対しアプローチをしてきました。またこれまでの展覧会では、アートファンだけでなく多くのひきこもり当事者やひきこもりを持つ親御さんたちが鑑賞に訪れました。

 

<主催者について>

主催者は、自身も過去にひきこもりの経験を持つ現代美術家、渡辺篤。東京藝術大学大学院修了。横浜市在住。41歳。多くの展覧会開催経験の他、書籍の執筆や医療福祉のジャンルでもシンポジウム登壇などを行ってきました。2018年にはNHKの福祉番組「ハートネットTV」にレギュラー出演。2020年からは武蔵野美術大学で非常勤講師を務めます。

 

 <会場として東京都内の一般住宅を使用したい>

この企画はこれまで国内外のギャラリーやアートスペースで展覧会を行ってきました。次回の展示では、美術館やアートギャラリーではなく、一般の住居に展示したいと考えています。住宅内で起きる閉ざされた社会問題だからこそ、住宅の中で展示することがよりリアルな鑑賞環境だと考えています。2020年1月現在、会場候補となる住宅(もしくはそれに準ずる物件)を探しています。

 

<物件をお借りする際の想定や希望>

住宅の中に石膏ボード(耐燃性)を主とする壁を新設します。渡辺篤は美術館などでの内装施工アルバイトの経験が豊富にあり、お借りする物件は現状復帰でお返しします。多くの来場客が来ることが見込まれます(前回展覧会時には1日50〜100名ほどの来場がありました)。近隣には騒音やゴミなどで迷惑をおかけしないように注意をします。会場構成上、床にも板を貼る可能性がありますが、来場者には靴を脱いでもらう鑑賞方法をを予定しています。開場時間は常時スタッフを配置します。火災対策として消火器を複数設置します。インターネットメディアに会場住所が掲載されます。マスコミからの取材を受け、住所が公開される可能性があります。お借りする部屋の中が現状荷物で散らかっていたり、汚れていても構いません。生活感の無い整った部屋と散らかった部屋とでは後者の方が今回の企画には合います。お借りする物件内の全てを使用できなくても構いません(一部の部屋を使用しない条件などでも)。お家賃・レンタル費についてはご相談をさせてください。

 

<希望する開催予定時期>

2020年7月〜9月内の1ヶ月ほど


2019年2月に横浜で行なった展覧会。ギャラリーの壁の手前にもう一枚壁を新設し、ひび割れから写真を鑑賞する仕組みです。

 

募集によって集まったひきこもり自ら撮影した部屋写真。160枚のうちの一部。

 

<「アイムヒア プロジェクト」 これまでの主なメディア紹介>

・NHK NEWS WEB|「ひきこもりの部屋から」2019/12/26

https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/articles/survival_11.html

・NHKニュース おはよう日本 |「“ひきこもり”部屋の写真集 “つながり”のきっかけに…」2019/2/25

https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/02/0225.html

・朝日新聞「ひきこもりの部屋「ここにいる」写真の叫びは過去の私」2019/2/1

https://drive.google.com/file/d/15ZZ5DYxgXiPUHg71UoV_XB_2o8CaNE2u/view

 

<渡辺篤連絡先>

メール:atsushi_1009_2@yahoo.co.jp

スタジオ住所 :220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目48「R16スタジオ」 

渡辺篤フェイスブック:https://www.facebook.com/atsushi.watanabe.art

渡辺篤ウェブサイト:https://www.atsushi-watanabe.jp/

アイムヒア プロジェクトウェブサイト:https://www.iamhere-project.org/