NEW!!
■ 新プロジェクト|ひきこもり当事者の参加者募集中!!
新プロジェクト「私はフリーハグが嫌い」では、ひきこもり経験を持つアーティスト・渡辺篤とハグをしてくれる、ひきこもり生活を送る方を募集します。日本全国どこでも伺います!!スキンシップが再開するコロナ後の世界に、ハグを届けるべき人の場所へ。
https://www.iamhere-project.org/updated-freehug/
<助成>
・一般財団法人 川村文化芸術振興財団(2021年度 ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成)
・公益財団法人 小笠原敏晶記念財団(第2次新型コロナウイルス特別助成(現代美術分野)、2021年度)
・アーツコミッション・ヨコハマ(2021年度 ヨコハマ創造産業振興助成)
NEW!!
■ 「オープンスタジオ」11/26・27
<弘明寺オープンスタジオ/GUMYOJI OPEN STUDIO 2022Autumn>
会 期:2022年11月26日(土)・27日(日) 時 間:12:00〜17:00
料 金:入場無料 所在地:232-0067神奈川県横浜市南区弘明寺町259 GM2ビル2F/3F
イベントページ:https://www.iamhere-project.org/open-studio-2022autumn/
アーティスト:小泉明郎/小山 渉/花岡美緒/三野綾子/渡辺 篤
主 催:小泉明郎/渡辺 篤
協 力:株式会社 泰有社
問い合わせ:nabekoten@gmail.com / 090-6102-3064
昨年から、横浜・弘明寺(ぐみょうじ)駅すぐにある「GM2 ビル」にスタジオを構えるアーティストの小泉明郎と 渡辺篤。今回は、小泉の制作助手の小山渉、渡辺が同ビルで運営するオルタナティヴスペースで3ヶ月間の滞在制作を おこなってきた花岡美緒と三野綾子を迎え、5 名で各自の作品制作場所の公開を行います。 それぞれの直近の活動や スタジオ利用の様子などについて、アーティスト自らご来場者に紹介する貴重な機会です。ぜひご来場下さい。
以下のイベントは終了しました。
■ 「同じ月を見た日」哲学対話|11/8(申込制)
国際芸術祭「あいち2022」や「瀬戸内国際芸術祭2022(開催中)」でも展示を行った《同じ月を見た日》の作品群と共に、11月8日夜(満月・皆既月食)に東京大学での哲学対話のイベントに参加します。
東京大学関係者は会場参加でき、学外の方は事前登録制でオンライン参加が出来ます。ぜひご参加ください。
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〈哲学×デザイン〉プロジェクト37
「Remember US ~ 月の彼方の誰かについてアーティストと考える~」
https://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2022/11/post_251/
コロナ禍の間、私たちは一緒にいられなくなり、出会えなくなり、互いの存在すら不確かになった。でも、月を見ることで、時間も空間も越えて、その向こうにいる他者に思いをはせることができる。そのことをコロナ禍が過ぎ去りつつある今、これからも昇り続ける月を見て、あらためて想起し、思考しよう。11月の皆既月食の夜、それぞれの場所で、「同じ月を見た日」にするために。
【日時】
2022年11月8日(火)17:00~21:00(皆既食 19:16~20:42)
【会場】
Zoom(どなたでも)/東京大学校地内(学内関係者のみ)
【ゲスト】
渡辺 篤(元ひきこもりの現代美術家)
アイムヒア プロジェクト「同じ月を見た日」 http://www.moon-alone.online/onaji-tsuki/
【ホスト】
ライラ・カセム(絵を描かない元美大生のデザイナー)
梶谷 真司(元々研究をしていた哲学活動家)
【お申し込み】
・オンライン参加(zoom使用、以下からイベントの事前登録が必要です)。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/.../tZUtcuqprDkjHdYv1NnrtjI...
・会場参加(東京大学関係者のみ)。
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSeTOC0SsAf2vP.../viewform
※場所は開催前日までにメールにてお知らせします。
主催:
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 共生のための国際哲学研究センター(UTCP)上廣共生哲学講座
NEW!!
■ 寺尾紗穂さん新曲MV出演
寺尾紗穂さんのニューアルバム「余白のメロディ」内の新曲「歌の生まれる場所」MVで、アイムヒア プロジェクトによる進行中の企画「私はフリーハグが嫌い」が紹介されています。 群馬県の大きい川のある町へ、ひきこもりをしている方に会いに行って、たくさん話し、ハグをした日の様子です。
新曲「歌の生まれる場所」
https://www.youtube.com/watch?v=sKadXgt1a_g
監督:玉田伸太郎・山野英之
撮影:植本一子・玉田伸太郎
協力: しゃしゃ、渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト) 、mitosaya
高橋三太:ホーンアレンジ、寺尾紗穂:歌・ピアノ、伊賀 航:ベース、あだち麗三郎:パーカッション、高橋三太:フリューゲルホルン、渡邊恭一:テナーサックス、高井天音:トロンボーン
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ニューアルバム「余白のメロディ」
寺尾紗穂
KHGCD-002/CD/¥3,000+税/2022.06.22
https://sahoterao.thebase.in/items/64020608
■ 「瀬戸内国際芸術祭2022」夏/秋会期 参加決定
「瀬戸内国際芸術祭2022」への参加が決まりました。
“渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)”という名義での参加となります。参加会期は夏・秋となります。
高松港近くの施設「サンポート高松」と日本百名月の地「屋島山頂」の2カ所で展示を行います。
■ウェブサイト:https://setouchi-artfest.jp/
渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)の展示情報
■参加する会期
夏:2022年 8月5日(金)—9月4日(日)31日間
秋:2022年 9月29日(木)—11月6日(日)39日間
■展示場所
2カ所での展示となります。
1、サンポート高松 2、屋島山頂
1、サンポート高松
「高松港」及び「高松駅前」にある、「サンポート高松」内の「オリーブタワー5F」では、《ここに居ない人の灯り》を展示。コロナ禍に孤立感を抱くことを条件に募った国内外のメンバーらが、遠隔操作でライトを点滅/明滅させる作品です。《ドキュメント-同じ月を見た日》も上映。
・公開時間:7:00~23:00
・場 所:香川県高松市サンポート2−1 オリーブタワー5F
2、屋島山上
屋島山上にあるカフェ「れいがん茶屋」敷地では、《月はまた昇る》を展示。山の上であること、夜間の約2時間だけの公開であること、公共交通機関が運行が不便であることなどあり、たどり着くにはなかなかハードルのある場所なのですが、ここは日本百名月にも指定される月の名所なのです。瀬戸芸の中でも屈指の鑑賞にハードルのある作品ですが、ぜひこの場所でご覧いただけたらと思います。様々な人々の撮影した月の写真を素材とする映像作品を上映します。また、屋島山上には、ここでしか手に入らない特製ポスター(枚数限定、無くなり次第終了)を設置します。このポスターには仕掛けがあり、「あいち2022」の会場で配布するポスターと図が繋がる仕組みになっています。
・公開時間:日没(30分後頃)~21:30
・場 所:香川県高松市屋島屋島東町1784 れいがん茶屋
・アクセスのご注意:金/土/祝前日の終バスは、屋島駅発20:25、屋島山上着20:35、屋島山上発21:06、屋島駅着21:14となります。月〜木の主なアクセス方法は、マイカー・レンタカー・タクシー・徒歩(片道40分ほど)となるかと思います。最寄りパーキングは22:00閉鎖。
<通常便ダイヤ>https://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/rosen/yashima/image/pdf/timetable20211127.pdf
<臨時便ダイヤ>https://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/new/2022/yashima_setogei2022/index.html
以下の芸術祭は終了しました。
■ 「国際芸術祭 あいち2022」参加決定
「国際芸術祭あいち2022」への参加が決まりました。“渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)”という名義での参加となります。孤独・孤立という課題がこれまで以上に語られてきたコロナ禍での、多くのプロジェクトメンバーとの協働での参加です。
■ウェブサイト
https://aichitriennale.jp/about/index.html
■会 期
2022年7月30日(土)〜10月10日(月/祝)(73日間)
■主な会場(※)
愛知芸術文化センター/一宮市/常滑市/有松地区(名古屋市)
※…渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)の展示場所は「愛知芸術文化センター」です。
■開館時間、休館日:
【愛知芸術文化センター】
10:00-18:00(金曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで、月曜休館(祝休日は除く)
【一宮市】
10:00-18:00(一宮市役所は17:15まで) ※入館は閉館の15分前まで、月曜休館(祝休日は除く)
【常滑市】
10:00-17:00 ※入館は閉館の15分前まで、水曜休館
【有松地区(名古屋市)】
10:00-17:00 ※入館は閉館の15分前まで、水曜休館
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「あいち2022」ポップ・アップ!
「国際芸術祭あいち2022」期間中の9月、愛知県内4箇所で開催される移動型芸術祭にも参加します。
あいち2022で展示する作品とは別の作品を展示します。
■ウェブサイト
https://aichitriennale.jp/news/2022/004838.html
■「あいち2022」ポップ・アップ! 参加アーティスト
遠藤 薫/小杉大介/黒田大スケ/升山和明/尾花賢一/カズ・オオシロ/塩田千春/和合亮一/渡辺 篤(アイムヒア プロジェクト)/イー・イラン/横野明日香
■各会場概要
【「あいち2022」ポップ・アップ ! in 長久手】
会場|長久手市文化の家(長久手市野田農201)
会期|9/2(金)~4(日) 時間|9~19時(最終入場:18時半、一部22時)
【「あいち2022」ポップ・アップ ! in 蒲郡】
会場|蒲郡市生命の海科学館(蒲郡市港町17-17)
会期|9/7(水)~12(月) 時間|9~17時(最終入場:16時半)
【「あいち2022」ポップ・アップ ! in 半田】
会場|旧中埜半六邸(半田市中村町1丁目7番地)半田市役所(半田市東洋町二丁目1番地)
会期|9/16(金)~19(月/祝) 時間|10~17時(最終入場:16時半)
【「あいち2022」ポップ・アップ ! in 西尾】
会場|西尾市文化会館(西尾市山下町泡原30番地)
会期|9/23(金/祝)~25(月/祝) 時間|9~19時(最終入場:18時半、一部22時)
■ 「美術手帖」2022年2月号|対談掲載
『美術手帖|2022年2月号|ケアの思想とアート』(2022/01/07発売)で、精神科医・斎藤環さんとの対談が掲載されます。自らの当事者経験を起点とするひきこもりやコロナ禍の孤立/トラウマを持つ人々との共同プロジェクトの背景、ポストコロナに向けた新企画などボリュームある記事です。https://bijutsu.press/books/4929/
■ 斎藤環さん『コロナ・アンビバレンスの憂鬱』装丁ビジュアル
斎藤環さん新著『コロナ・アンビバレンスの憂鬱 -健やかにひきこもるために』 装丁ビジュアルにプロジェクト「同じ月を見た日」の画像が使用されています。
晶文社より2021/10/26発売。
■【新作映像公開|“Tell me your emotional scars”】
【新作映像作品公開】 "AT THE TABLE"という国際企画に参加しています。メンバー全員が、それぞれの国・場所でコロナ禍に食卓をモチーフとする約15分の映像作品を作りました。私は継続中のプロジェクト「あなたの傷を教えて下さい。」(“Tell me your emotional scars”)を、ワークショップ化しドキュメント映像を制作。匿名で届いた市井の人の心の傷。参加者それぞれが自身の経験を回転テーブルに持ち寄り、共感もしくは理性によってここにいない誰かの当事者事情を想像する時間。加害/被害・トラウマの言語描写を含む為閲覧はご注意の上で。PC視聴推奨。
“Tell me your emotional scars”
<Participants> Asuka, Masako, Ohara, Pinkuma, Sumire, Urano
<Assistants> Eri Sakurai, Koyuri Sato
<Video shooting > Keisuke Inoue
<Video composition / Editing> Yoshikazu Homura
<Construction> Takahiro Komaki, Megumi Torii
<Cooperation> Anonymous contributors, BankART1929, AT THE TABLE(PROJECT-IL)
<Translation proofreading >Yoshie Yamada
<Special thanks> Katsuya Sugimoto, KIyo Kamisawa, Art Translators Collective / Hosono, Kawakami, Honda
以下の展覧会は終了しました
■「TURNフェス6」(東京都美術館/オンライン)
「TURNフェス2021」内でのTURNフェス6(東京都美術館で8/17〜19とオンライン7/19〜9/5)に参加します。東京都美術館ではアイムヒア プロジェクトという名義で昨年4月から進めている企画「同じ月を見た日」の作品群を展示。コロナ禍に孤立感を抱く世界中の人々と共にそれぞれの場所から月の撮影を行ったり遠隔交流を行ってきた、現段階での一つの成果ともなるような作品群を展示します。
オンライン企画では、精神科医斎藤環さんとの対談を行いました。
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>「TURNフェス6」
https://fes2021.turn-project.com/
>【TURNフェス6|ダイジェスト映像】(字幕と音声ガイド付き)
https://www.youtube.com/watch?v=xnfKEl5FS-8
>『対談:渡辺篤×斎藤環「ひきこもりと表現」』
https://www.youtube.com/watch?v=R9nXzdoamqk
■渡辺 篤 アーティストトーク
渡辺 篤 アーティストトーク
「BankART AIR 2021 SPRING アーティストトーク」
2021/4/24(土)18: 30〜
会場: BankART Station
主催: BankART 1929
以下の展覧会は終了しました
■展覧会「同じ月を見た日」
2020年4月に発令された緊急事態宣言の直後から始まったプロジェクト「同じ月を見た日」。
元ひきこもりの現代美術家である渡辺篤はスマートフォンに取り付ける単眼鏡をSNSを介して希望者に無償で送り続けました。メンバー参加条件は「孤立感を感じていること」。
継続的孤立の当事者であるひきこもりや心身の障害を持つ人、コロナ禍のロックダウンで外出困難な海外の人、寮から出られない大学生、さらにシングルマザーや自死遺族など、様々な背景を抱えた方たちが、ネットを介して集い、それぞれの居場所から撮影した月の写真を撮影しています。それらは現在までに千枚を越え、プロジェクトのwebサイトで公開しています。
今回の展覧会場は渡辺が日常的に活用している横浜のシェアスタジオ。ウイルス感染拡大のリスクを理由とした開催中止や延期が増えたコロナ禍の文化芸術活動が抱える課題に対し、建築的なアプローチにもチャレンジします。会場の外壁を取り去るリノベーションを施し、国道16号線を挟んだ対岸からも鑑賞できる仕組みを取ります。
本展はあくまでもプロジェクトの集大成ではなく、社会の不可視の孤立問題に取り組む活動の途中経過です。アフターコロナにも毎夜登り続ける月を介して、ここに来られない誰かの存在を想像すること。このプロジェクトはその想像力を誘発させます。
ウェブサイト:http://www.moon-alone.online/onaji-tsuki/
・展覧会名:同じ月を見た日
・作家名:アイムヒア プロジェクト
※プロジェクト代表は渡辺篤。メンバーは遠隔参加による国内外の約50名となります
・会 期:2021年2月28日(日)~3月21日(日)…2/28~3/5は公開制作
・休場日:水曜
・時 間:17: 00~21: 30
・会 場:「R16 studio」内Room9・Room10(路面側からの鑑賞)
・住 所:神奈川県横浜市西区桜木町7丁目48 R16 studio(横浜市営地下鉄「高島町駅」2番出口向かい)
○市営地下鉄「高島町駅」徒歩5分、みなとみらい線「新高島駅」徒歩5分、「横浜駅」徒歩12分
○上記の住所は広域となっており、インターネット検索では同住所の離れた別の建物が表示されることがあります。Google Mapご利用の場合、屋号「R16
studio」まで入力してください。
○会場前の道路の横断はお控えください。
・助 成:アーツコミッション・ヨコハマ、公益財団法人 小笠原敏晶記念財団
・支 援:文化庁(文化芸術活動の継続支援事業)
・協 力:BankART1929、R16 studio
・主 催:渡辺 篤/アイムヒア プロジェクト
・お問い合わせ:https://www.atsushi-watanabe.jp/mail/
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▷「同じ月を見た日」について主なメディア掲載/レビューなど
■川村文化芸術振興財団ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成採択
■横浜文化賞 文化・芸術奨励賞
「2020年度 横浜文化賞 文化・芸術奨励賞」を受賞致しました。
”文化・芸術部門において現在活躍中の若年層又は中堅層で、更に今後の活躍が期待される者に与えられる”ものとの事です。
ここ数年プロジェクトを介し多くのひきこもり当事者や孤独や傷を持つ人々と接してきました。彼らと共に戴けた賞だと思っています。
(2020/09/30)
■作品集「アイムヒア」発刊
「アイムヒア」渡辺 篤
「アイムヒア プロジェクト」は、現代美術作家の渡辺篤によって2018年発足した、孤立者に伴走する形で、その存在や声を社会に向けて発信するプロジェクト。ひきこもり当事者自らが撮影した部屋の写真を集めた写真集「I’m here project」は、その出版と展覧会で大きな反響を呼んだ。本刊では、自身も足掛け3年に及ぶひきこもりを終えた渡辺が、美術家として復帰した2013年から現在に至るまでの精力的な活動をまとめている。
http://bankart1929.com/bank2020/book/0_watanabe.html
¥1,000+税
テキスト執筆:福住 廉[美術評論家]「切実な時間の彼方へ」
編 集:BankART1929
テキスト:福住 廉(美術評論家)、渡辺 篤
デザイン:北風総貴
翻 訳:ジョン・バレット、山田よしえ、水野 響(ATC)
翻訳校正:山田よしえ、Sam Stocker
翻訳校正補佐:新江千代
協 力:川村格夫、プロジェクト「あなたの傷を教えて下さい。」匿名投稿者の方々
発 行:BankART1929
B5サイズ 80ページ
2020年2月21日刊行
ISBN 978-4-902736-48-9
C3071
以下の展覧会は終了しました
■『2020Asia ProjectーLooking for Another Family』/韓国国立現代美術館/MMCA(ソウル)
『2020Asia ProjectーLooking for Another Family』
会期|2020/5/22 - 2020/8/23
会場|国立現代美術館/MMCA(韓国,ソウル)
アーティスト|Kang Seung Lee/ Eisa Jocson/ 98B COLLABoratory+HUB Make Lab+KANTINA/ Yee I-Lann/ Dew Kim/ Isaac Chong Wai/ Jong YuGyong/ Wang Tuo/ Atsushi Watanabe/ Jatiwangi Art Factory+Budnamugage/ Feminist Designer Social Club(FDSC)/ Tandia Permadi/ South Ho Siu Nam/ Ni Hao/ RESBAK
Curator: Joowon Park
主催|MMCA
・ウェブサイト|https://www.mmca.go.kr/eng/exhibitions/exhibitionsDetail.do?exhId=202001140001261
・バーチャルミュージアム|http://www.asiawithoutasia.com/
・キュレーターによる解説|https://www.youtube.com/watch?v=xQWyNCcKTNU&fbclid
社会に存在している不可視の争いや孤立について。それに対し、新しい接続(新しい家族)の可能性を探る展覧会。昨年秋に、「日本のひきこもり」を取り扱う作品として展示依頼があったものの、つい先日私はステイトメントに「コロナ禍における世界の孤立」の文脈を書き加えた。この展覧会が持つ眼差しは予言的なものであるのかも知れない。
ウイルスの影響は現場にも混乱をもたらし続け、当初予定されていた私の作品は、幾度もプラン変更の要請を受けた。また日本と韓国はこの間、双方の入国時14日ずつの隔離対応が必要となり、私は当初予定していた作品での“7日間のパフォーマンス”どころか現地設営に行くことすらできなくなり、自宅から遠隔指示を行った。会期開始もこれまで何度変更になっただろうか。しかし、新型コロナ対策(web予約鑑賞方式、展示室ごとの人数制限、検温、マスク必須など)を整え、美術館は再開する。新しい関係性や距離感を問うこの展示に、今また人々が訪れる。
■朝日新聞「ひと」掲載
朝日新聞(2020年6月26日朝刊)「ひと」欄に取材記事が掲載されました。
<朝日新聞デジタル>版はこちら https://www.asahi.com/articles/DA3S14526556.html
■NHK「ハートネットTV」出演
7月21日(火)20時から放送のハートネットTVに出演します。私のパートでは、コロナ禍にスタートしたプロジェクト「同じ月を見た日」と個展「修復のモニュメント」を紹介します。
「ハートネットTV ブレイクスルー2020特別編|コロナから学んだこと」第2夜
(NHK Eテレ)
<日時> 2020/07/21(火) 20:00~20:30
<内容>…困難に直面しながらも、その壁を破り前に進もうとする人たちを描いてきたシリーズ「ブレイクスルー」の特別編。第2回は“Withコロナ”時代の表現者たちに注目。“自閉症と共に生きるラッパー”GOMESS、新たな創作スタイルとは!?車いすのファッションデザイナー・長屋宏和が生み出す「マスク」そこには徹底したこだわりが!元ひきこもり当事者で現代美術家の渡辺篤は「孤立」を癒やす新プロジェクトに迫る!
<出演者> ・司会: 風間俊介 ・出演: GOMESS(ラッパー)、長屋宏和(ファッションデザイナー)、渡辺 篤(現代美術家) ・語り: Chiko
■写真集「I'm here project」発売
ひきこもり当事者(約40人)が自身の部屋を撮影した写真集。 自身もひきこもり経験のある現代美術家・渡辺篤が主催した「アイムヒア プロジェクト」による企画。当事者に向け、主にインターネットで募集を行った。https://www.iamhere-project.org/
写真集『 I'm here project 』
仕様|B6変形、52p
価格|¥1,000(税別)
発行日|2019/02/16
編集|アイムヒア プロジェクト
デザイン|川村格夫
フォトディレクション・フォトレタッチ|井上圭佑
校正|秋山直子
英文校正| Sam Stocker
英文校正補佐|新江千代
解説|天野太郎(横浜市民ギャラリーあざみ野 主席学芸員、札幌国際芸術祭2020 統括ディレクター)
発行|アイムヒア プロジェクト(代表:渡辺 篤)
助成|アーツコミッション・ヨコハマ
※写真集はカバーが「袋とじ」の仕様になっています。ペーパーナイフなどで切り開いてからご覧ください。
※価格は予告なく変更する場合があります。
ネット販売及び以下の場所で販売しています(2019/10/3現在)。
BankART Station http://www.bankart1929.com/bank2018/space/station/index.html
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<掲載>
写真集「I'm here project」が、イタリアの国際的建築誌「domus」web版に掲載されました。
“10 photo–books about isolation from before the Coronavirus”
“コロナウイルスによる隔離された世界を誰も想像しない時に、孤立/孤独をテーマとしていた写真集10冊をセレクトした”
>ARTIST: Danila Tkachenko/ Alec South/ Amani Willett/ Toni Greaves/ Bryan Schutmaat/ Chloe Dewe Mathews/ Aleksey Kondratyev/ Federica Di Giovanni/ Atsushi Watanabe/ Masahisa Fukase
以下の展覧会は終了しました
■展覧会「ARTEFACT 2020 : ALONE TOGETHER」
ベルギーのアートセンターSTUKでの展覧会「ARTEFACT 2020 : ALONE TOGETHER」(2020年2月13日〜3月1日)に参加します。渡辺篤はひきこもり当事者らが自ら撮影した部屋写真(アイムヒア プロジェクト)のインスタレーションを中心に展示します。海外でも孤立にまつわる課題が注目されはじめています。
13 Feb opening expo 19:30 - 23:00
14 Feb - 1 Mar
We - Sa 14:00 - 22:00, Su - Tu 14:00 - 19:00
http://archive.artefact-festival.be/2020/nl.html
<ARTIST>
Helmut Stallaerts/ Chloé Op de Beeck/ Meiro Koizumi/ Ante Timmermans/ Hanne Lippard/ Molly Soda/
Tino Sehgal/ Kyoko Scholiers/ Karolina Halatek/ Cécile B. Evans/ Atsushi Watanabe/ Daria Martin/ Liana Finck/
Lauren McCarthy & Kyle McDonald/ Mehtap Baydu/ Pilvi Takala/ Ephameron/ Hans Geyens/ Ief Spincemaille/
Bisser/ Siemen Van Gaubergen
<CURATOR>
Karen Verschooren
■国際放送|NHK WORLD「NEWSROOM TOKYO」
画像はNHKウェブサイトより
「アイムヒア プロジェクト」について特集されたNHK「おはよう日本」(2019.02.25)での内容が、国際放送NHK WORLD「NEWSROOM TOKYO」でも英語圏に向けて放送されました(2019.03.22)。さらに、中国語圏でもNHK WORLD「东京网播间」にて放送されました(2019.05.22)。
▶︎2020年1月現在、同内容の日本語版の動画が以下のサイトで視聴できます。
NHK NEWS WEB|ひきこもりクライシス"100万人” のサバイバル「“ひきこもり”部屋の写真集 “つながり”のきっかけに…」https://www3.nhk.or.jp/news/special/hikikomori/articles/survival_13.html
以下の展覧会、イベントは終了しました
■個展&セミナー|Hikikomori in Japan and UK
【Hikikomori in Japan and UK】
ロンドンのDaiwa Foundation(大和日英基金)にて、個展とセミナーでのトークを行います。日本人アーティストの視点からヨーロッパにもその数が多く知られていているHikikomoriについて語ります。なぜ日本にはひきこもりが多いのか。その謎を解くことは世界に数多存在する孤立の解消に繋がることでしょう。自身の足掛け3年に及んだひきこもり経験や近年の作品、特に昨年度取り組んだ「アイムヒア プロジェクト」を紹介します。今年の1月に日本福祉大学でのシンポジウムでご一緒させていただいた古橋忠晃先生 (名古屋大学)も登壇。フランスをはじめとするヨーロッパ地域で、臨床の現場でひきこもり研究をし、活躍されている方です。展覧会は2Daysで、映像作品を中心に何点か展示します。
[Seminar| Hikikomori in Japan and the UK ]
Thursday 16 May 2019 6:00pm – 7:30pm
Drinks reception: 7:30pm – 8:00pm
13/14 Cornwall Terrace, Outer Circle (entrance facing Regent's Park), London NW1 4QP
Organised by the Daiwa Anglo-Japanese Foundation
■「ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展」最終選考結果
「第17回 ヴェネチア・ビエンナーレ 国際建築展 (2020)」最終選考候補であったキュレーター山梨知彦氏(建築家)による企画「切り離された建築」内で渡辺篤作品が展示されるプラン。今回は惜しくもの結果でした。
<山梨知彦案「切り離された建築」>
<第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展(2020) 日本館キュレーター 指名コンペティションの結果について>
https://www.jpf.go.jp/j/project/culture/exhibit/international/venezia-biennale/arc/17/compe_r.html
募集中!!
■プロジェクト「あなたの傷を教えて下さい。」
さまざまな人の、「心の傷」を美術作品として描くプロジェクトを行なっています。匿名で募集しています。ぜひご協力ください。 詳細はこちら
《プロジェクト「あなたの傷を教えて下さい。」》2016年-
セメントに金継ぎ、樹脂、ポスターカラーなど/約48.5×48.5cm
(2016/04/27)
■ドキュメンタリー番組放送
NHKで渡辺 篤のドキュメンタリー番組が2016/06/27に放送されました。
幼少期からの絵や家族関係に始まって、近作のコンセプトにも繋がる、自身の過去のひきこもり経験や、鬱など生き辛さを抱えていた学生時代についても赤裸々に語ります。現在進行形の最新作《プロジェクト「あなたの傷を教えてください。」》(2016-)の制作風景や普段の日常生活にも密着されました。
会田誠さん、荻野夕奈さん、松田修くんら作家仲間や、アートコレクターの塩入敏治さんにも登場して頂きました。
日時:2016/06/27(月) 20:00−、再放送 2016/07/04(月) 13:05ー
放送局:NHK Eテレ
出演:風間 俊介(俳優)、AI(アーティスト)、渡辺 篤(現代美術家)
オープニング・エンディング音楽:若旦那(歌手)